給食だより平成28年10月号

2016/10/1

「おかあさんはやすめ」「まごわやさしい」

最近は、あごが小さく、シャープな輪郭の子どもたちが増えてきました。あごが小さいと永久歯のはえてくるスペースを確保できず、歯並びが悪くなってしまう可能性があります。

現代の子どもたちの食事の代表メニューが「おかあさんはやすめ」

ムレツ・レーライス・イスクリーム・サンドイッチ・ンバーグ・やきそば・パゲティ・だま焼き

の頭文字をとったものです。

これらの料理はよくかまなくても飲み込むことができるために、あごが未発達になるばかりか、唾液の分泌量が減り、虫歯にもなりやすくなります。

反対にあごの成長や歯によい食べ物として知られているのが「まごわやさしい」

め・ま・かめ・さい・かな・いたけ・

といった、昔ながらの和の食材です。

苦手な人が多い食材ですが、少しずつでも日々の食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか?

おいしく食べよう みやぎ地産地消  

サンマ

(主な水揚げ漁港:女川魚市場、気仙沼市魚市場)

秋を代表する味覚の1つ「サンマ」

宮城県のサンマの水揚げ量は、北海道に次いで第2位。特に、女川と気仙沼は全国有数の水揚げを誇っています。

サンマはロシア海域で餌を食べて成長し、秋に産卵のために南下して三陸沖を通過します。エサをたくさん食べて太り、脂肪もグンと増した美味しいサンマになっています。本県でのサンマの漁期はおおよそ9~12月で、10月に最盛期を迎えます。ぜひこの時期に鮮度抜群の味をお楽しみ下さい。

美味しいサンマの選び方

定番ですが、塩焼きが一番の人気です。また、わたをつけたまま焼くのもおすすめで、新鮮なものは内臓の味がよく、苦みも穏やかです。

頭の後ろから背中にかけて盛り上がり厚みのあるサンマは脂がのっており、腹部が銀色に光っていて、しっかりしているものは新鮮です。

また、口先や尾の根もとが黄色いものは、脂がのっていて鮮度がたかいともいわれています。

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ふるさと亭 TEL022-776-1061 栄養士 瀬戸

 

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