給食だより平成28年8・9月号
2016/8/1
暑い夏場は食欲が落ちることが多く、ついつい冷たい料理に偏りがち。でも、冷たい料理ばかりだと栄養のバランスが崩れ、体調が乱れることがあります。夏にこそ食べたい食材を積極的にとりいれましょう。
夏に食べたい食材
ビタミンB群を多く含む食材
暑いとエネルギーの消費量が増えます。
体がエネルギーを作り出すときに必要
なのがビタミンB群です。
レバー
にんにく
豚肉
枝豆
旬の夏野菜
水分とビタミン類が多く含まれ、暑さで弱る胃を刺激して消化を助ける働きがあります。
水 分
麦茶や水分など、糖分の少ないものをこまめに飲みましょう。
体を温める食材
冷房や冷たいもののとりすぎなどで、 体温がうまく調整できない子どもが増えているといわれています。
生姜・ネギ・かぼちゃなど、体を温める食材を取り入れましょう。
おいしく食べよう みやぎ地産地消
キュウリ
(主な産地:登米市、石巻市)
夏バテ防止に「キュウリ」はいかが?
キュウリは成分の95%が水分で、体を冷やす効果があり、暑い夏にはかかせない食材の一つです。宮城県のキュウリ作付面積は全国第7位。県内には、登米市や石巻市など、生産規模の大きな国の指定産地が6か所あり、一年中出荷されています。仙台市中央卸売市場における7~8月のキュウリ入荷量は、宮城県産が約8割を占め、一部は夏秋期を中心として京浜市場にも出荷されています。
ぜひ旬の県内産キュウリを食べて、暑い夏を乗り切りましょう。
美味しいキュウリの選び方
太さが均一で鮮やかな緑色であり、トゲが立ってハリとツヤのあるものを選びましょう。曲がったキュウリも鮮度や味、栄養に違いはありません。保存する時は、急激な温度変化は苦味の原因になるので、冷やし過ぎに注意しましょう。また、乾燥しないようにポリ袋に入れ、密閉せずにヘタを上にして立てて野菜室に入れておくと、4~5日は保存できます。
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