給食だより平成28年6月号
2016/6/1
6月4日~6月10日は「歯と口の健康週間」です。丈夫な歯を作り、健康的に過ごすためには、歯磨きはもちろんのこと、毎日の食生活が大切です。いろいろな食品をよく噛んで食べるように心がけましょう。
噛みんぐ30♪(かみんぐサンマル)
ひと口30回、よく噛むとこんなにいいことがあります。やってみましょう!
口腔機能をアップ!
口のまわりの筋肉を鍛え、発音がよくなったり、表情が豊かになる。
心を豊かにする!
よく味わうことの楽しさを知り、味覚が発達する。ストレスがやわらぎ、リラックスできる。
運動機能をアップ!
強くかみしめることで力をより発揮できる。バランス感覚も整う。
危険を察知する!
異物などをいち早くとらえることができ、安全性が増す。
体を健康にする!
唾液がよく出て、消化を助けたり、むし歯の予防になる。唾液中の免疫物質も働く。
おいしく食べよう みやぎ地産地消
ホヤ
(主な産地:牡鹿半島以北)
今年もホヤの水揚げ開始
独特の外見に対して、むき身は肉厚で柔らかく凝縮された味が格別な「ホヤ」。ホヤの養殖は明治38年頃に唐桑町(現:気仙沼市)で始まったといわれ、震災前は、牡鹿半島の太平洋側を中心に、全国の約8割を占める生産量を誇っていました。
残念ながら東日本大震災による大津波により、養殖施設は全て崩壊。収穫まで約3年かかるホヤは、震災後、養殖物の残りや天然物がわずかに出荷されていましたが、おととしからやっと本格的な出荷が開始されました。
みやぎの夏の味覚
「海のパイナップル」と称され、「みやぎのさかな10選」にも選ばれているホヤ。ホヤは、甘味に加えて、酸味、苦み、塩味、うま味の「五つの味」があるといわれています。冬の産卵後に身を太らせ、藤の花が咲く6~7月が最も大きくなります。
獲ったばかりのホヤは、すぐに海水で洗って食べるのが最も美味しいといわれるほど、新鮮さが命。刺身や酢の物、和風サラダなど、生で食べるのが一番のおすすめ。食べた後に水を飲むと、口の中に爽やかな味わいが広がりますので、ぜひお試し下さい。
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