給食だより平成28年4月号
2016/4/1
ご入園・ご進級おめでとうございます
入園したばかりのお子様は、生活リズムや環境の変化にとまどうことも多いかと思います。
食事の面でも好き嫌いや食べる量には個人差があるでしょうが、少しずつでもいろいろな食材を口にしてもらえるように心がけてお弁当を作っております。
また、お友達と一緒にたべることや、同じものを食べることで食事を楽しみに感じてもらったり、食べ物に興味を持ってもらえるお手伝いが出来ればと思いますので、よろしくお願いいたします。
おいしく食べよう みやぎ地産地消
タケノコ
(主な産地:大崎市、石巻市、名取市)
みやぎの春の味わい「タケノコ」
一般的に流通しているタケノコは「孟宗竹(もうそうちく)」。
中国が原産地で、日本へは江戸時代中期に渡り、全国に広まったとされています。大正時代以降、栽培が急激に進み、宮城県は「孟宗竹」の北限といわれ、4月中旬から5月にかけて多く出回ります。
震災前に県内一の産地であった丸森町では、福島第一原子力発電所事故の影響により出荷制限を受けていましたが、一昨年やっと一部地域が解除となり、他の地区も解除に向け努力が続いています。太くてやわらかく、香りが高い春の味「タケノコ」を、ぜひご賞味下さい。
鮮度が大事!すぐ茹でてアク抜きを!
竹の地下茎から出てくる若芽がタケノコ。掘りたては生でも食べられますが、そうでないものは米ぬかや米のとぎ汁で茹でてアク抜きをしてから調理します。タケノコにはえぐみのもととなる「シュウ酸」などが含まれ、時間が経つごとに増すので購入したらすぐにアク抜きをしましょう。
アク抜きの方法
沸騰したお湯に米ぬか(タケノコ1kgに対して1/2カップくらい。米のとぎ汁でも可)を入れ、皮つきのままタケノコ(先端3cmほどの部分を斜めカットし、さらに縦に切り込みを入れたもの)を入れて1時間ほど弱火で茹でます。根元に竹串がスッと通れば、茹で上がり。
茹で上がったタケノコは水に浸して密封容器に入れ、冷蔵庫で保存しましょう。毎日水を入れ替えれば、1週間程度日持ちしますが、なるべく早めに使い切りましょう。
◇栄養相談・食物アレルギーのご相談は随時行っておりますので、お気軽にお電話下さい。◇
ふるさと亭 TEL022-776-1061 栄養士 瀬戸