給食だより平成29年2月号

2017/2/1

暦の上では「春」ですが、一年で一番寒いのが2月。風邪やインフルエンザ、胃腸炎が流行するこの季節。外から帰ったらすぐに「うがい・手洗い」をし、バランスのよい食事と十分な睡眠をとるなどの予防策をしっかりとり、風邪に負けないよう気をつけましょう。

「大いなる豆」大豆

日本人が昔から食べてきた豆。米を主食とした「日本型食生活」の中で、重要な役割をはたしてきた豆。特に大豆は、調味料など食品に加工され、日本人の健康の維持増進に役立ってきました。

大豆の主な栄養

大豆は、「たんぱく質」「炭水化物」「脂質」の三大栄養素がバランスよく含まれているのが特徴です。食物繊維など他の栄養も豊富です。

だいず~パワーー全開!!

大豆の栄養:今、話題の成分って?

・サポニン

大豆のえぐみや苦みの主成分。抗酸化作用があって、ガンの予防になるといわれています。

・イソフラボン

女性ホルモンのエストロゲンに似た働きがあって、骨租しょう症の予防効果があります。

・レシチン

脳細胞の働きを活性化させたり、血管を丈夫にしたりするなどの効果があるといわれています。

大豆生まれの仲間たち

おから

豆腐

きな粉

油揚げ

納豆

がんもどき

おいしく食べよう みやぎ地産地消  

わかめ

(主な産地:南三陸町、石巻市、気仙沼市)

抜群のおいしさ「三陸わかめ」

ワカメは日本各地で生産されていますが、中でも群を抜いて評価が高いのが「三陸わかめ」です。リアス式海岸が連なる三陸沿岸は、栄養塩も豊富で、潮の流れも速く、品質の良いワカメが育つ好条件がそろっています。湾内では葉肉が薄く柔らかく、かつメカブが大きい早生ワカメが、湾外では葉肉が厚く、塩蔵に向く晩生ワカメが養殖されています。

「生わかめ」という贅沢

1月になると初物の「生わかめ」が市場に出荷されます。出はじめのワカメは葉が柔らかく、あまり手を加えないで香りと歯触りを楽しむのがおすすめです。

湯通しした塩蔵ワカメは周年流通していますが、加熱しない茶褐色の「生わかめ」はこの時期だけ味わえる限定品。貝の出汁などで食べる『しゃぶしゃぶ』は、茶色いワカメが一瞬で鮮やかなグリーンに変わり、その様子を楽しみながら、一足早い春の香りを楽しめる隠れた絶品料理といえます。「生わかめ」は長期保存が利かないので、ぜひ、産地ならではの美味しさをご堪能下さい。

◇栄養相談・食物アレルギーのご相談は随時行っておりますので、お気軽にお電話下さい。◇

ふるさと亭 TEL022-776-10

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